後れを取って追いつきたいとき、
誰だって急がなきゃ、と思うものです。

でも、勉強は、そういうやり方ではダメです。
授業でしっかり説明を受けても分からなかったところを、
急いでやって分かるわけがありません。
遅れているときは、だから、
ゆっくりやらなくてはいけないのです。
追いつくためには、急ぐのではなく、
ゆっくりとやることが大切です。

急がば回れ、
なんていう言葉を持ち出すと、
月並みすぎて笑われてしまいそうですが、
これはほんとうに、ほんとうに大切なことです。

そして、さまざまな大切なことと同様に、
このこともまた、
だれの目にも見えているのに、
多くの人には隠されています。

勉強にむずかしいことがあるとすれば、
このあたりの呼吸なのでしょう。

面白いことに、
急いでやると、やったことしか分からないのに、
ゆっくりやると、
まだやってないはずのことまで分かってしまったりします。