読んでも読んでもちっとも頭に入らない。
そういうときにどうするか。

ここでは「文章の全体の構成」ではなく、
「文」に絞ってお話しします。
文というのは、「マルで区切られたまとまり」のことです。
まずこの小さなまとまりを読めるようにしましょう。

文を正確に読むコツは、「主語と述語」を意識すること。
どんなに複雑に見える文も、中心には主語と述語があります。
何が→どうした、何が→どうだ、というつながりを読み取るように意識すると、
文の構造は、かなりすっきり見えるはずです。

ただ、人によっては主語述語を意識しようとすると、
内容ではなく単語としての主語述語を追うだけになってしまうことがあります。
そういうときには、もうひとつ取っておきの方法を使いましょう。

それは、助詞に注目することです。
実は主語述語を意識するのと同じことなのですが、
「〇〇が」→どうした?
「○○して、」→どうした?
というように、「◯◯が」「○○は」を述語につなげたり、
「○○して」からつぎの動作を、「○○を」から主語を探したりすると、
文のつくりがとてもはっきりつかめます。

わかりにくい文に出会ったとき、ぜひ試してみてください。