勉強には、たしかにたくさんの知識が求められるのですが、
だからと言って、とにかくたくさん詰め込めばよい、
という考えではなかなかうまくいきません。
まず、
「そもそもこれは何を言っているのか」
「ここにはどういう法則があるのか」
というように、
原理原則から考えてみる姿勢が大切です。

漢字を例にとりましょう。
漢字といえば「十回書いて覚える」ものと思われがちですが、
必ずしもそれがよいとは限りません。
小学校で習う基本的なものを覚えたら、
あとは理屈で覚えたほうが、はるかに楽な場合が多いのです。

たとえば、
「規模」の「模」を覚えていたら、
「ボ」の音は、「莫」で表すことが分かります。
すると、
お歳暮の「暮」、墓地の「墓」、募集の「募」、思慕の「慕」
などはすぐ覚えられるはずです。
ついでに「莫」は「莫大」の「バク」だと思いつけば、
幕府の「幕」、砂漠の「漠」、動物の「獏」だって、
さらに「驀進バクシン」なんていう難しい漢字まで、
おそらく書かなくても覚えられることでしょう。

こういうアプローチは、どんな科目にも使えます。
考えて、法則を見つけて、分かる暗記を目指しましょう。