一所懸命に努力し、成績が上がることは、子どもたちの人格形成に大きな意味があります。
やればできると百回言われるよりも、実際にやってできた経験をする方が、どれほど自信になるでしょう。
自信は誇りにつながります。
誇りは、さらに自分を磨きたいという気持ちを育てます。
そうやって、小さな達成を積み重ねながら、よりよい自分を目指していくのは、とてもすばらしいことです。
できることなら、学校の成績だけでなくさまざまな「よいもの」に関心を持ち、ただ覚えるだけでなく、自分の考えをきちんと述べることができ、どんどん疑問を口にして、あらゆることを納得したがるような、そんな子どもを育てたい。
こう口にするのは簡単ですが、それに近づくのは大変です。
どうすれば成績が上がるのか。
どうすればさまざまなことに関心を持たせられるのか。
どうすれば分かって、どうすれば覚えられるのか。
分かると分からない、できるとできないは、どこで分かれてしまうのか。
正直に申し上げれば、模索ばかりの毎日です。もうすでに分かっていることもありますし、まだまだ手探りのこともあります。
少しずつ、愚直にやっています。